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2006年11月

歴史の街パリ

他のヨーロッパからいらした人の話を伺うと、パリはやはり歴史の宝庫らしいです。美術館も充実しているし、山手線の内側くらいという面積に、どっさり見る建造物が詰まっているという印象。これは他のヨーロッパの首都ではあまり感じられないとか。

どうしてなんでしょう?

なぜでしょうね。

と、話しているうちに思い出しました。パリは、戦火の打撃をあまり受けていないはずなのです。だから、古くからの建物はそのまま残っています。ひどくやられたドイツなどでは、むしろ新しい建造物が発達しているのかもしれません。フランスでなくなってしまったのは、革命や、国内でのもめごとのために壊されてしまった建造物。あのヴェルサイユ宮殿も長いこと放っておかれたらしいのです。

でも、修復も好きな?フランス人。戦火をうけた町も、修復が進んで、いまやどこも美しい町並みがそろいっています。だから、素敵な観光地がたくさんあるのでしょう。

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音楽番組

現在フランスで話題になっているといえる歌番組は「スターアカデミー」でしょう。歌手の卵を数ヶ月にわたり合宿状態にし、レッスンをつんでいく。毎週金曜日には、発表会ならぬ、テレビの生番組が待ち構えています。毎週、数人が「もう、これ以上の参加を認めない」という先生からの宣告を受け、ひとりは「脱落」します。視聴者は、電話投票して好きな歌手を救う仕組み。最終的には優勝者が出ます。この番組は、6年目です。今年はなかなかうまそうな人もいる模様です。

私はこちらの番組はあまり見ていません。家にいられる時間にテレビをつけると、部分的に編集したものを流しているので、少し様子がわかります。「プライム」こと発表会の番組の時間は私は外でレッスンをしているので、見られないのです。

もうひとつ、M6という別の局では"Nouvelle Star"という番組を作っています。”New Star”「新星を探して」というオーディション番組です。最終的に優勝者が出て、アルバムを出せる、というあたりは、スターアカデミーと似たようなものです。ただし、レッスンの中継などはなく、ダンスもないので、歌に集中できるような印象を受けます。

こちらでは、最初の番組に出演する10数名の歌手を決めるところまでは、4人の審査員にまかせっきり。この審査員たちが、ものすごく面白いのです。プロデューサー、ピアニストで作曲家、ドラマー、紅一点の歌手(彼女が最高!)、みな歯に衣着せず、すっぱりと審査して行きます。

違う2つの局がおそらく同じ会場を使って、上手に時期をずらして、夏をのぞいた一年中楽しませてくれます。Nouvelle Starは、今頃おそらく、準備のオーディション中です。実際に番組に編集され、生番組としてスタートするのは、年があけてから。

今年の春には、M6からはクリストフ・ウイレムという、とてもうまい優勝者が出ました。若いけれどとても落ち着いていて、見た目は地味なのに、本当に素敵な歌唱力の持ち主です。とりあえず出したシングルは「サニー」。これはジャズで、英語です。そろそろアルバムが出るのではないか、と楽しみにしています。

準優勝者だった「ミス・ドミニク」も、シングルを発表。黒人ゴスペルの歌唱力・表現力のある、フランスではなかなか表面に出てこないタイプの歌手です。

スターアカデミーを横目で見ながらも、このふたりのアルバムを、私はとってもとっても楽しみにしているのです。友人が、特別にクリストフの歌った曲を選んでCDにしてくれたので、それを聞きながら・・・。その声だけでも、なんだか心が暖まるのです。クリストフ・ウイレムのアルバム発売が、待ち遠しいのです!!。

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シャンソンとChanson

シャンソンってなんだろう?と考えることがあります。

「歌は世につれ、世は歌につれ」とは日本の名句ですが、これはフランスでも同じこと。Chansonというものは、フランスの歴史と生活に深く結びついていることでしょう。

フランス語にはもうひとつ、Chantという言葉もあります。たとえば”グレゴリオ聖歌”をあらわすには、このChantを使います。

”歌のクラス”にも、chansonではなく、chantを使います。

となると、chansonとは、歌曲、といったところでしょうか?

あるいは歌謡曲でもいいのかもしれませんが、この日本語をよく見ると、実は3つの漢字がすべて音楽に結びついているという、すごい言葉です。

そしてまた”歌曲”となると、おそらく日本語ではクラシック音楽の用語となります。「フランス歌曲」などがそうです。

でも、フランス歌曲をあらわすフランス語はMelodie”メロディ”なのです。

たったひとつchanson、という言葉の、このなぞ・・・何が後ろに隠されているのかな。そして、さらに「シャンソン」と日本語にしたとき、何が見えてくるのかな。

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シャンソンと生活

シャンソンというコトバは、フランス語で「歌」という意味。

パリにいてもどこにいても普通の生活があり、日々がある。

いろんなジャンルの歌にひかれるのは、

きっとそこに言葉の魂があり、

一人一人の違う声があるから。

声の向こうには、人生と暮らしがかくれている。

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