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2008年10月

クラシックとシャンソンをつなぐ歌

クラシックとシャンソンをつなぐ歌・・・のひとつにはサティをあげたいと思います。

Je te veux 代表的ですね。彼の歌曲集に「キャバレーソング」として3曲載せられています。フランスのシャンソン集では19世紀末~20世紀頭、である”第1巻”に入ります。

ある程度テクニックがないと難しい曲。ただし、内容的には、とても商業的なサロンとか、貴族が集まるところではご披露できないものです。その意味では、日本人が普段口にする内容ではない、とも言えます。私を愛人にして、make love! といっているのとかわりませんから。

heart

色気のある曲なので真面目腐って歌うわけにはいかないの。女性が男性を胸にかかえてうたってあげるイメージ。私には。

サティは才能にあふれていて、学校に行ってようが卒業所があろうがあるまいが、すぐれた作品を残しています。当時のキャバレーというと「民衆音楽」であり、その反対側に「演奏会」があったのではないでしょうか。

映画”ガスライト”では、ご主人は”サロンコンサート”へ、

召使は「”ミュージックホール”へ行きますの」ということでした。

サティがいたのは・・・ミュージックホールなわけですね。

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ワタシのシャンソン事情

内緒話です。

私がフランスに来たのは、実は前日の日記に書いた”フレンチバロック”にひかれたからでした。でも来てすぐには学校の様子もよくわからないだろうし、ことは簡単に運ばないだろう・・・もし、その選択が思うようにいかなくてもフランス歌曲も学べるだろうし、シャンソンだって学べるではないか!フランスにしよう!というごく単純な「フランス語がいい」だったのです。フランスがいい、ではありません

1992年に来たとき、すでにちゃんと日本の出版のシャンソン集の楽譜を持ってきていました。楽譜の音を読むのは早い方なので、フランス語に読みなれていけば早くなるだろう、とずっと思い続けてはや10年以上が過ぎます。さすがにこの数年、フランス人のおとなの持ってくるシャンソンの楽譜が、それなりに早く理解できるようになりました。

ごく当たり前の話ですが、フランスはシャンソンの宝庫なわけです。全部が楽譜になっているわけではありませんが、古めのものはかなり譜面となっています。レコードで聴かなくても、楽譜から幸いに音楽をみつけることができます。本当に、山のようにあります・・・名曲も、あまり有名でない曲にもいい曲がたくさんあります。最近は若者相手のオーディション番組のため久しぶりに歌われる曲があり、本当に胸を打つ歌に出会ったら、(ダリダの曲のように)私も歌いたいな、と思います。それはメロディだけではなく、やはり「詩」が主役なのです。

フランスに留学されたシャンソン歌手の先輩の方々は、言葉の大事さをきっとよくご理解されたことでしょう。

最近は最近で、今はやっている曲が好きなので、ポップからR&B、ラップ、ミュージカルとワタシも脈絡がないのですが、ちゃんとプレヴェール&コスマのCDもそろっています。今年はプレヴェールの記念の年のよう。またご報告いたします。

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パリで見る”シザーハンズ”

シザーハンズ”・・・ジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督の映画です。2005年にこれがバレエとして舞台化され、10月8日からパリで公演中。やっと見ることができしました。

行ったのは土曜マチネ、15時。でも満席ではなく、劇場に入ってすぐに「席を移っていいですよ」といわれました。というか「うつってください」という雰囲気。一階の奥底はがらがら。窓口でさんざん相談に乗ってもらって買った席は、本当は、一階席ではあるが横。

「ここなら、すぐにオーケストラ席に降りられるし」

その席は一番高い(100E)いい席でした!記念にプログラム10E。

見た目も楽しかったけど、さらによかったのは音楽!ダニエル・エルフマンの映画の音楽に、他の人がつけたしたもの。20人のミュージシャン、当たり前の話だけど、少人数オケだから、ソリストばかりでずっと弾いている。のぞいてみたらドラムもパーカッションも豪華でした。 さすが、ブリティッシュ。 エンターテイメントはほんとに、ロンドンとNYに限る、といってよいのではないかしら。

アクロバット的な振りも、クラシックバレエの派手な振りもない。でも、クラシックバレエを基本として楽しい世界を作り出している。クラシックバレエ、あってよかった~という感じです。

noteエルヴェ・ニケ指揮の”ル・コンセール・スピリチュエル”日本公演!

25日(土) 5時 名古屋 愛知県芸術劇場コンサートホール無事に終わったでしょうか
26日(日) 2時 大阪シンフォニーホール
28日(火) 7時 東京オペラシティコンサートホール

プログラム:ヘンデル「水上の音楽」「王宮の花火の音楽」他

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そしてお次は日本のおすすめコンサート紹介

今度は、シャンソンではなく、私が昔歌っていたフランスのバロック・オーケストラ。
エルヴェ・ニケ指揮の”ル・コンセール・スピリチュエル”

今日から日本公演!

25日(土) 5時 名古屋 愛知県芸術劇場コンサートホール
26日(日) 2時 大阪シンフォニーホール
28日(火) 7時 東京オペラシティコンサートホール

プログラム:ヘンデル「水上の音楽」「王宮の花火の音楽」他

贅沢な管楽器がある模様です!

きれいなだけではなくてダイナミックな古楽。どうぞ足をお運びください。

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ゲインズブール特集:さえきケンゾウさんのコンサート

とはいっても今夜は家に閉じこもっております。ごめんなさい。

シャンソンってこんなイメージ・・・?な壁紙にしてみました。私のイメージからはずれますが、この寒い季節、自分のブログだけでも暖まりたいものです。

今日は我が家にいつもの調律師さんがいらっしゃいました。グランドピアノの一つの音が、どうしても、連れ合いが気になってしまうらしいのです。弦を変えることはできるが、その先の保証はない。でも、やれることがあるのならやりたい。後悔先に立たずんば、確かに実行して「ああだめだったんだね」という方がいいのかもしれませんので、弦を替えるということになりました。私なら一つの音だけだからみのがせば?って思うんだけど、彼は厳しいのです。

この調律師さんは目の不自由な方。メトロまで迎えに行き、またお送りしました。こういう人とお話することも大切だなと思いました。なにせ、口頭できっちりいわなければ、伝わらないのですから。今夜はこの方、ゲーンズブール特集のコンサートのピアノを調律されるそうです。サエキけんぞうさんが確かエレクトロポップでもって歌われるはず。

またどこかでレポートを探しましょう。

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